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私がローマで独りで始めたわけ 

私がローマで独りで始めたわけ

私がローマで独りで始めたわけ

基 

私がイタリアに独りでやってきたわけ

気づいちゃったから

このままではいけない と

育たなければいけない と

日本では無理だったのだ 



私がイタリアに住み始めてから 何度目かの帰国の時

私と母は私の帰国の度に 遅くまで 本当に遅くまで おしゃべりをして過ごした

しゃべれなかった日々を それで埋め合わせるかのように

ある日 ふと 母に漏らした言葉が 蘇る

私がなぜ旅立ったかということ

  うん、気付いちゃったからね

  ママ 気づいちゃった人の辛さってあるよね
  気づいちゃったから、やらないわけにはいかないんだ

それで 十分だった

母を思い出す時
わたしはなぜか 少し不機嫌になる

私の拗ねた心は

傍にいてくれる人に 感謝をするのではなく
傍にいるのが 母でなく なぜあなたなのか と思うようだ

私がローマで独りで始めたわけ_b0150335_182598.jpg
ごめんね 傍にいる人



by cocomerita | 2010-05-07 18:27 | | Trackback | Comments(20)
Commented by sazamameinko at 2010-05-07 21:21
う~ん、何か分かります。
ズバリ言わなくても、何が言いたいか~
ボクはJUNKOさんと違って…干渉し過ぎる
親が疎ましくて…家を離れたのだけれど…
お陰で羽を伸ばし過ぎて、こんなノンビリ屋に
なってしまったけれど~
JUNKOさんは、むしろ反対の立場だったんですね。
だからしっかり者で、情もある人間に育ったんだね。
Commented by shinn-lily at 2010-05-07 22:38
junkoさん、本当は傍らにいる人に感謝しているのに・・・。
お母様のことは、なにものにもかえがたいのね。
maiさんにもいつもいうのだけど、ほら、傍にいるじゃない。
いつもjunkoさんの傍にいるから。

今回の旅、父がずーとついてきたって妹が言うの、あまりに私の行動が父に似ているからって。
junkoさんの中にこれからお母様が育ってくるわ。

気づいてしまう・・・気づかなければ幸せだったと思うことあるけれど、やっぱり気づかない自分は嫌いだと私は思います。
Commented by mimizu-1001 at 2010-05-08 00:09
なぜか、旅立てジャック(レイ・チャールズ)が頭に浮かんでしまいました。
Commented by coco at 2010-05-08 01:03 x
え?!最後の文がちょっと気になった。。。
お母さんがそばに居ない悲しみとは別にそばに居て
くれる人にも感謝しないとー。またそのそばに居て
くれてる人を失ったとき今感じてるような気持ちを
持ってたことに後悔するかもよ・・・なんてちょっと
考えが浅いかな。。“お母さん”が誰にも代わりが
務まらないように“そばに居てくれるその人”の代わり
も誰にも務まらないのだからさ・・・

旅立ち・・
あまりにも環境が近すぎるけれど私が実家を出で
東京に来たのはぬるま湯の生活と環境を捨てたかった
から、、なんだぁ。
Commented by junko at 2010-05-08 01:43 x
Ciao sazaさん
いえいえ、、苦笑
ただめっぽう気が強いだけです。

心のどっかで
やんないほうが楽かもなーと思っていても
気が付いちゃった自分をごまかすことはできず、
いばらに踏みこむ もしくは闘いに挑む
厄介な性格です。
Commented by junko at 2010-05-08 01:47 x
Ciao shinn-lilyさん
そうなのよねーー
気付かない自分は嫌いなのよねー
だからしかたないっちゃーしかたないんだけどねー (困)

私と母はね
すっごく似てるの
ものの考え方から趣味まで
だから話しててすごーく楽だったし、楽しかった
そういう人はなかなかいないんだもん

そっか、お父さん一緒に来てたんだね
娘二人と旅行なんて、ニコニコ やにさがってるお父様の顔が見えるようだ  笑
Commented by junko at 2010-05-08 01:48 x
Ciao mimizuさん
それってレイチャールズの歌ですか?
ちょっと探してみようっと
Commented by junko at 2010-05-08 01:51 x
Ciao cocoちゃん
いやいや全然浅くない
全くその通りなのよ
でも時々その当たり前のことが分からなくなる拗ねた心なのよ

いやいや移動した距離は関係ないと思うよ
自分の居心地のいいところから、新しい世界に出かけて行ったという意味では一緒だと思う。
Commented by hisako-baaba at 2010-05-08 05:18
そうですね。止むにやまれぬ心ってありますね。

父は船で十何日かかるサンフランシスコへ日清戦争後に出かけた。
娘は24歳で日本の会社に呆れてスペインに行った。

私は、戦争と戦後の混乱で何処へも行かれなかった。
もしもそうでなかったら、何処に行っていたかな???

junkoさんは、今いるところがベストで、今そばにいてくれる人がベストなんだと思うわ。
行間を読みすぎちゃう人に、日本男子は付いていかれないもの。
テラスの前の緑、食事に集まる小鳥さんたち・・・いいなあ・・・どんな悩みが有ろうとも、現在の在りようが一番良いのよね。
お母様もそう思って見ていらっしゃるわ。
Commented by m_benten at 2010-05-08 08:09
↑のコメ、 私も距離は関係ないと思うよ。
でも外国は生活様式一切違うから また違う意識も持って
動くというのは かなり強い意志の表れで立派だよね、
1人で旅立ったのでしょ、彼は後からでしょ、

どこにいても誰といても人って孤独だから ぐずぐずうじゃうじゃしていないで
ぱっと行動に移すのが人生広げ 自分に大きな財産つけられるんだよね、、って自分に言い聞かせています(^^ゞ

信じられるお母様の大いなる愛に包まれてきたからこそ
大きく羽ばたけたんだね。
私は逆、 たくさんの兄妹の中で個性が強い私は愛がもらえないと思い いじけておりました^^
今も時々 つきあう男との間でそのいじけが顔をだしま~す!

でも 逆パターンで自分の責任の下、自由に生きています。
Commented by saheizi-inokori at 2010-05-08 10:16
添いたい人は添われず、、添っているのは山の神、って先日観た狂言「花子」です。
山の神にがっちり握られている、それを頼りに生きているくせにしょうがない男です。
それとは違うなあ、 junko さんの場合は。
Commented by cocomerita at 2010-05-08 12:34
Ciao hisakoさん
へえ~~hisakoさんのお父様も外国に出ていった人なんですね~~
イタリアにサン.クリストフォロと言う聖人がいるのですが、私、通常聖人ってむしろ嫌いなのに、その人は大好きなの。
巡礼者や旅人の守護聖人なんだけど、なぜかご縁を感じるんです。
hisakoさんのお話を聞いて、この聖人のことが頭に浮かびました。
hisakoさんちも何かご縁があるのかも、、 笑

わたしね
母にそんなこと止めなさい。と 止められたことがないのです。
やりたいと言ったことはみんなやらせてくれました。
だからもしかして母もどこかに行きたかったのかもしれません。
自由に生きることが難しい時代でしたでしょうから、、
そう考えたら、好きに生きてて,文句など言えないですよね。ははは (汗’’)
Commented by cocomerita at 2010-05-08 12:47
Ciao bentenさん
ハハハ、なんかかわゆいわー
bentenの素敵な一面を拝見しました。ふふふ(嬉)

私も一緒よ
たくさんの兄弟の中で、個性の強い私
って―いうのもあり、
またたくさん子供がいるから、(うちは5人兄弟)
そして仕事もしていた母にたくさん構ってもらえなくてもしょうがない。と妙に納得してたところもあり、
だから小さい頃は近所のおばさんや友達のお母さんに可愛がってもらってた。
一人癖はその時ついたのかもしれない
でも母のことはいつも大好きだったけどね
実際母とすごーく仲良くなったのは、大学出てからのような気がします。

笑 bentenさん
私ね 男によって、自分の方向決めたことないのよねーー
大事な決断をいなくなる可能性のある他者の存在や影響で決めるのは危険だと思ってるから、
可愛くないよねーーははは

責任感が十分にあり、独り立ちしてる女性には、なかなか難しい気がする、寄り添うこと
つーか、寄り添うことより、一人で大地に足を踏ん張ってる自分のが好きだから仕方ない。 ははは

いつでも、変えるべく動ける勇気は持っていたいなあと思います。

なんか似てるね、私たち ^^


Commented by cocomerita at 2010-05-08 12:50
Ciao saheiziさん
苦笑 
いやいや私の場合それでしょう、、まさに
つまり私が山の神
それも大山だね、威張ってるもん わはは
で、本当はもっとしな~っとした甘――い女性がいいなあ、、と思ってるけど、尻尾をがっちり握られてるのがうちのファビオ
はいはい、saheiziさんの言いたいことわかる気がします。
もう少し優しくなります。
...努力はしてみる...一応..
Commented by mai-obachan at 2010-05-08 20:06
春だからかな~、気分がちょっとブルーになること多いわ。天気も悪いし。

それなりに幸せでありがたいけれど、海外にまで出て、払った代償は大きかったと思う時もあったねー。
Commented by cocomerita at 2010-05-08 20:42
Ciao mai-obachan
ぁ、やっぱりスペイン地方も??
こっちは今日も曇り空、そのうちまた雨粒がおちてくるに違いない
人生で二つの大きなものを選択すること自体、
すごい冒険で基本的には完ぺきに幸せなチョイスなどないのかもね
得たものと失ったもののバランスの問題
だから時々ちょっと哀しくなったりするけど
最後にはやっぱり出てきてよかったと思うのだ

なんか会いたいなー
Commented by tetsuro-w at 2010-05-08 20:59
junkoさんの心の片隅に、
お母さまと離れて海外へ飛び出したことの
小さな後悔が眠っていて、
お母さまを思い出すたびに、その想いが
ふ~っと目を覚ますのでしょうね。
そのjunkoさんの小さな後悔、
とっても大切な宝物なんだと思いますよ。
Commented by cocomerita at 2010-05-08 21:55
Ciao tetsuroさん
はは、全くその通り
母に逝かれるまで親って言うのは死なないもんだと思ってた
だから不死身じゃないと知ってたら、イタリアなんかに来なかったのに、と思ったこともあります。

そね、宝物かもしれません
ありがと、tetsuroさん
Commented by kanafr at 2010-05-10 06:38
ここ数日厄介事の片付け中で、バタバタしていて読みっぱなしにしてしまっていたんだけど、実は、junkoさんのこの記事読んで、胸が痛い思いをしていたの。

私はね、このままじゃいつか自分が駄目になっていくだろうって感じながら、junkoさんのように一人では飛びだせなかった。
近くなったとはいえ、そんなに簡単に帰れる距離じゃないから、私もある種の覚悟が必要だったわ。

junkoさんのお母様は本当に強い意思を持った素敵な方だったのね。
もっともっとそんなお母様とお話したかったんだろうなあ。
junkoさんの心の中のお母様の場所は、誰に理解されなくてもいい、そぅーっと守りたい場所なんでしょうね。疲れた時に心を静かに休めるところで、嬉しい時は思いっきりお話して嬉しさを分かち合いたいのでしょう。
私は母が亡くなってから、辛い事があるとよく母と心の中で話している事があるの。多分何時までも子どもでいたいのかもしれない。
だから傍にいる人から見れば、ただぼんやり空を見ていると思うかもしれないけど、話しかけないでって思ってしまうのよね。


Commented by cocomerita at 2010-05-10 18:18
Ciao kanafrさん
更新があまりないから、多分お忙しいのだろうなあと思ってました。
で、厄介事無事にすみましたか??

母のね、人間としての寂しさと母としての辛さみたいなもんが、時々思いの中に蘇る
淋しいんだけど、母だから子供の歩みの邪魔になるから自分の淋しさは言ってはいけない。と思ってたんだろうなあ、、と
そういう意味で、うん、強い人だったと思います。
変な意味ね、、私が死ぬのが怖くないのは、母に会えると言う、また思いっきりおしゃべりができる、という楽しみさからかもと思う。
ぁ、死にたいわけじゃないから心配しないでね
でも、それだけ会いたいしいろんなことを話したい。
これは、どんな人にも埋められない、そうね、大事な大事な日だまりかも

ふふふ、kanafrさんといつか会えることがあって
kanafrさんがぼんやり空を眺めてたら、声をかけないでそっとしておくね。
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