私がローマで独りで始めたわけ 

くに

海外に長く住んでいると



国の外にいるがゆえに
またこちらの国からしたら 移民 という立場になるがゆえ


くに というものを考え 意識する機会に不足しません



よって 毎日 とまではいかなくても
私の 日本人という意識と向かい合う 機会は増えます



両親 二人とも亡くすまでは 親のいるところがくに。だと 信じていましたが


親を失っても 日本は 変わらず 私のくに。でした



そして 私のくには 東京でもあり 福島でもあり そして沖縄でもあり



つまり地域性を持っていないことに気づきました



ですから それがどこであっても くに。 のことは気にかかります




作家の高橋源一郎さんが、憲法記念日に合わせて沖縄県を訪れ

米軍基地と向き合ってきた人々の歴史
日本国憲法の意味を問う市民の声
そして
沖縄における憲法について 書いています



沖縄について考えるとき、
たとえば、基地問題は保守と革新で対立しているのだ、というように思われがちだ。
だが、実際には、保守が基地依存派で革新は基地反対派、と単純に分類することはできない。

そして、ときに、政治的な立場を超えて、沖縄は一つの声になろうとする。



 2007年、沖縄戦における「集団自決の強制」という記述が、
高等学校歴史教科書から、「日本軍の命令があったか明らかではない」として
削除・修正させられた。
この検定結果を撤回するよう求める決議は、沖縄のすべての市町村で可決された。


 あるいは、沖縄の本土「復帰」を目指した「沖縄県祖国復帰協議会」にも、
初期には、保守的な性格の団体も加わっていた。


 当時の記録を読むと、敗戦で日本から切り離された彼らが共に目指したのは、
なにより、本土に「復帰」し、日本国憲法が自分たちにも適用されること
そのことで、奪われていた平和と人権を獲得することだったことがわかる。

沖縄の人たちが、党派を超えて戻ろうと願ったのは、
単なる祖国日本ではなく、「日本国憲法のある日本」だったのだ。



 1972年の本土復帰の数年前、突然、うるま市の昆布という地域の土地を接収する、と米軍が通告した。数年にわたる反対闘争が起こり、やがて米軍は土地の使用を諦めた。
当時まだ二十歳(はたち)そこそこだったある女性は、忘れられないこんな光景を話してくれた。

 あるとき、アメリカ兵たちが行軍してきて、反対派の小屋に向かって、石を投げ始めたのだ。
その頃、沖縄は「ベトナム戦争」への米軍の出撃拠点だった。
まるで、その「戦争」が、直接、持ちこまれたかのようだった。



     *

 いま、米軍の普天間飛行場の辺野古移設をめぐって、大がかりな反対運動が起こっている。
辺野古のゲート前で座りこみを続けるある男性は、こんなことをいった。

「米軍は表には出てきません。わたしたちが反対のために座りこむと、機動隊が排除のために出てきます。当初は沖縄県警の機動隊でした。
最近では、東京の警視庁から来た機動隊がその役目を担っています」

なにより印象的なのは、東京から来た機動隊は、ときに「笑いながら」、
反対派を排除してゆくことだ、と男性はわたしに呟(つぶや)いた。
それは沖縄の機動隊員には見られない表情だった。


 「アメリカ」の代わりに、自分たちの前に立ちはだかる「日本」。
その「日本」は、戻りたいと切望した「日本国憲法のある日本」なのだろうか。



 鶴見俊輔がアメリカに留学中、日本とアメリカの間で戦争が始まった。
鶴見は、敵性外国人として捕虜収容所に入れられていたが、そこで、日本に戻るか、と問われ、「戻る」と答えた。
鶴見は、戦争を遂行しようとしている祖国日本に反対していた。
それでも戻ろうとした理由について、こう書いている。

 「日本語……を生まれてから使い、仲間と会ってきた。同じ土地、同じ風景の中で暮らしてきた家族、友だち。それが『くに』で、今、戦争をしている政府に私が反対であろうとも、その『くに』が自分のもとであることにかわりはない。
法律上その国籍をもっているからといって、どうして……国家の権力の言うままに人を殺さなくてはならないのか。……この国家は正しくもないし、かならず負ける。
負けは『くに』を踏みにじる。
そのときに『くに』とともに自分も負ける側にいたい、と思った」

 鶴見は、「国(家)」と「くに」をわける自分のこの考えは、なかなか理解されにくいだろうと書いている。
鶴見が戻った戦争中も、そして、現在でもなお。



 だが、沖縄にいると、鶴見の、そのことばが、わかるような気がする。

 沖縄の人たちが守ろうとしてきたのは、そこで生きてきた、自分たちの土地、そこで紡がれてきた文化だろう。それは、彼らにとって「くに」と呼ぶべきものなのかもしれない。
けれど、彼らが「くに」を守ろうと立ち上がると、その前に立ちはだかるのは、
「アメリカ」という「国」、
そして、彼らを守るべきはずの「日本」という「国」だったのだ。


沖縄で見せる、この「国」の冷たい顔は、わたしたちに、「国」とは何か、
ということを突きつけているように思えるのである。

 
ベトナム戦争が続いていた60年代半ば、合衆国憲法で保障されているはずの黒人の権利、とりわけ参政権を求めて戦っていたアメリカ公民権運動の活動家、フェザーストーンは日本中を講演して回った。アメリカ軍政下にあった沖縄にも渡った。
旅の感想を訊(き)かれた彼は、簡潔にこう答えた。

「日本は、沖縄と沖縄以外の部分と、その二つにわかれている。それだけだ」

彼は、遠い異国を歩き、考えたのだ。
アメリカの黒人たちと同じように、抑圧される人たちがここにいる、と。
それから半世紀、いま生きて、彼が沖縄を再訪したなら、どんな感想を抱くだろう。



辺野古基地移転問題に関しては

現地の人と直接話したことがないので
民意が 一体 どこにあるのか? 確定できません


けれど 沖縄の人たちが まず求めているのは

日本というくに。の一国民として その意思と権利を尊重される。

ことなのではないか。と 思うのです



そして 一国民 としての その権利と意思を 国 から尊重されていないという点では
本土に住む人々が どう楽観的に 酌量しようが


私たちも 彼らと同じく 国から 尊重されておらず ただ搾取されている 。
という事実は否めないでしょう


国民としての義務を遂行している私たちは その権利 と意思の尊重を 獲得するために


今こそ ひとつに団結することが 求められているのではないか。と 思うのです


沖縄の人々の権利は、
私たち国民から 誰よりも先に
同じ国民として 認めなければいけない


国民の沖縄への理解と共感とが 求められていると思うのです



私 個人的には


これ以上自然を破壊しないで欲しいということ


防衛を
力 つまり軍事に委ねることでは 血は血を呼び人々の不幸しか招かないということ
それも他国の軍事に頼る なんてことは 危険 かつ愚かである


と 考えることから



辺野古基地移転に 反対します


辺野古基金


防衛は 拳でではなく 外交で 行なって欲しいと考えますし


原発と 米軍基地は 将来に向かって 減らしていくべきであると考えます



我が国の政策が 全くその反対に 進んでいる現実を 憂います











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by cocomerita | 2016-05-23 21:11 | 愚政府に物申す | Trackback | Comments(14)
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Commented at 2016-05-24 10:27
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-05-24 10:28
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by antsuan at 2016-05-24 10:49
翁長氏は会談で、地位協定の不平等さに関し「米国から『日本の独立は神話だ』と言われているような気がする」と不満を示した。
これが真実です。
日本は米国の植民地であり、戦利品。
鶴見俊輔も西鋭夫フーヴァー研究所教授も全く同じ想い。
憲法前文を読んで下さい。そこには人種差別肯定の定義が書いてあります。
しかし、先を急げば敵の思うつぼに嵌まります。
直ぐに出来ることは「脱原発」です。
減らすのではなく、即廃止するのです。
それは地位協定の見直しや憲法改定なんかよりも簡単です愚に出来ることなのですから。
それをはぐらかそうとしている集団は間違いなく体制側であり、米国の回し者です。
Commented by HOOP at 2016-05-24 12:32
「その大和魂にして漢洋の長所を容れるだけの度量なく、自らを尊び外を卑しめ、いたずらに対外硬を以って是なりとすれば、その大和魂は狭隘にしてその愛国心は固陋に陥るべし。
余の事規純然たる鎖港主義の世に生まれ鎖港主義の中に成長せしものと異なり、今後世に立ち事を処せんとする者は、いたずらに小敵愾心にのみ相馳せ局量偏小に陥ることなく、大いにその度量を養わざるべからず。
いわゆる過激の言論は一聞して甚だ愉快に聞こえ、匹夫の望を得るに足れりといえども、多くは永遠の成功を奏せしものなし。」

明治36(1903)年、江原素六『青年と国家』
Commented by cocomerita at 2016-05-24 14:49
Ciao 2016-05-24 10:27. 鍵コメさん
早速にありがとうございます
メールします
Commented by cocomerita at 2016-05-24 14:52
Ciao antsuan
全くおっしゃる通りです
大体 その気がないのだから 独立などできるわけがない

右を向いても 左を見ても アメリカに魂売り渡した人々ばかり、
本当に この国の将来が危ぶまれます
Commented by cocomerita at 2016-05-24 18:12
Ciao HOOP さん
今の日本のみっともなさは、我が国が島国だってこと、そして経済的にも 国際政治的にも全く意に介されてないということから この汚物のごとくの惨状が そのまま諸外国のマスコミによって 伝達されないことのみ、救いです
明治の偉人たち、墓の中でもんどりうってることでしょう
Commented by sidediscussion at 2016-05-25 05:12
戦争責任を逃れて、生き抜いた天皇、戦犯でありながら命乞いのできた岸が日本をアメリカに売り渡した構造が、今の日米関係の元凶だと思います。アメリカに追従するだけが能の政治家がそれに続き、邪魔者は消されていった。この主従関係は便利なシロモノです。国民不在の国です。



Commented by cocomerita at 2016-05-25 16:04
Ciao side さん
中近東の近代史を今期学びましたが、欧米諸国のえげつないこと、えげつないこと、なにもしてなくても、ある日目をつけられたら 終わり 侵犯されてきた
まるでやくざです
まあ、そういう意味では、日本は大国アメリカ様に 手をあげてしまったという最大の罪をいまだに支払ってるわけで、どんなに先進国謳っても所詮 植民地
なのに 隣国からの危機を語って 日米"友好" を強調する
友好等という対等の関係など存在しないというのに、
国民にそう思わせてるだけ、日本にはまだしゃぶらされる脛が残ってますから、わずかではあっても、、
そうして こうして きっと多分植民地のまま 食い潰されて終わるのではないかと危惧します
あの国にくっついてる限りは、そういう線路の上走ってるようなもんです
Commented by hisako-baaba at 2016-05-27 22:28
junkoさんの言う通り。

えげつない欧米に対抗する能力も気力もない連中が、外交オンチを自覚せず、国益を損なっていますね。
その上、沖縄も福島も差別して、基本的人権を認めない、すでに憲法違反をたくさんしている。
彼らから日本を取り戻さなくっちゃ。
Commented by cocomerita at 2016-05-28 06:42
Ciao hisako さん
もうどいつもこいつも 吐き気しか催しません
ね、東京オリンピックだって お買い上げだったでしょ?
この際 せめて潔くオリンピック開催から勇退するぐらいの恥を知る 精神思い出していただきたい、
そして福島や沖縄 そして熊本も まず内政に集中して 内部のダメージを改修していただきたい。
まあ、奇跡を願ってるようなもんですが、、
コツコツ やるっきゃないですね
Commented at 2016-06-04 12:07
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2016-06-04 21:13
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by cocomerita at 2016-06-05 23:50
Ciao 2016-06-04 21:13 鍵コメさん
沖縄はいいところです、日本に住んでるときは よく行きました。沖縄の人も好きです。彼らの私にはない丸い丸いところが好きです
だからこそ よけいにこれでもかこれでもかの仕打ちが 見るに聞くに耐えられません
海洋動物たちも同じ
それでも彼らは "本土"の人間よりもよっぽど 尊厳高く、辛抱強く 雄々しく闘っていると思います。
彼らと海洋動物が 表情のない金勘定しかしない人間からの凌辱から自由になって彼らの生を謳歌できる日を私は楽しみにしています。
そっか、ナイスジャッジでしたね
さすがは、先生
それぞれの魂読めるから それぞれの魂の居場所がわかるのね 笑
おめでとうございます
メールしますね



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