私がローマで独りで始めたわけ 

2018年 01月 12日 ( 1 )




家探し ① 〜 普通 ではだめ、、なんだ

友人達の


一体いつ ジュンコの怒りが冷め
家探しを諦めるのだろう、、と言う 遠巻きからの視線を受けながら


家探し 継続中


電話がかかってきて
どう? 元気? と 始まり

家を見に行った と言うと
電話の 向こうで ため息にも近い息遣いが聞こえてきて
思わず苦笑



怒りなど とっくに収まっている けれど
幻滅したと言う思いは そうそう簡単には 拭い去れない


今まで家を三軒 見に行き
どれもこれも 私の食指の その指先の先っぽにさえ 引っかからず



おーーーい!!
田舎の古びた一軒家ーーーーー! どこに居るーー??



サイトで探すだけでなく 不動産屋さんにも お願いし
しかしながら
どうやら
彼らは 私の求めているところが理解できない らしい



電車の駅が近くですし、歩いていけますよ

ー イヤイヤ 電車の駅など少しくらい遠くてもいいのです


お店も近くにありますし、買い物にも便利です

ー イヤイヤ 買い物など週に一度しかしませんから
店など どこにあっても 興味ないんです


庭がなければ と言うと
それこそ猫の額ほどの 箸にも棒にもかからない
私からしたら 庭ではなく 玄関先としか呼べないようなものを見せて、


ね、お庭もあるし と言う


孤立しますよ

ー それがしたいのだーーー



三部屋もありますしね

ー 三部屋の 三という数字を増やすために
無駄に仕切った空間など 使いづらい、しかない。
だいたい 私はドア ってやつ が大嫌いなのだ


普通過ぎて
全く一言も語りかけてこない家を見せて
きれいでしょ と言う


私が結婚適齢期だった時に
出会ったり 誰かに勧められたりした
「 普通の意識では条件が良い 」と言われる男性たちの顔がふと思い浮かんだ


彼らの 誰1人にも 私の興味はピクリともそそられなかった
なんでーー?? と いくら友人たちに訊ねられようが
そそられないものは そそられない



多分きれい とか ステキ の基準が違うのだなと 三件目で思いはじめる



確かに
今住んでいるこの家を 家探しの初日で見つけた事は
すごくラッキーな事だった のだ


友人のレナートも家を探していて
彼のは借家じゃなく 購入する家だけど
同じ分野なので、しばしば彼の家探しに付き合います


一昨日もうちの近所
アングイラーラ湖の近く(ちゃんと街です) に見つけた一軒を見に行き
とても 古い家で (私は古い家が大好き)
天井に古木の梁が渡ってる (私はこの類の天井が大好き)

この家は もうガンガン語りかけてきて
すっぽり包んでもらってる いい気分になる


買えば? とオススメする


その帰りに 彼のバイクの後ろに乗りながら
Affitasi 貸家 という看板をみつけた
急に止まってもらうわけにもいかないので (危険)


諦める


今朝早くに
うちのすぐ近所の家を見に行くから一緒に来てくれない?と
再び彼より電話があり


遠くではないので 付き合う事にする
現場に到着してみると
なんとあの私が 立ち寄って 見るのを諦めた看板があったところ
そのもの (運命?)


彼用の売り家を見た後で ( 今回は 全くダメだった)
帰り道

早速その看板に書いてあった電話番号に電話する (善は急げ)


、、、出ない


ま、いっか
それほど期待していたわけではないし、、
そう言えば 最近期待 と言うものをしなくなったなあ と考える
(いい傾向である)
(期待は 幻滅のお母さんです)

それから30分ほどして

私の携帯が鳴る
彼女 からだった


声がいい
話し方がいい
話がスムーズに繋がる
こっちの不動産屋さん特有の胡散臭さがない


この際 初めからちゃんと言っておくことにした


あの
少しくらい遠くてもいいんです
電車の駅なども遠くていいし
店など むしろ近所になくて良い
私は静けさを求めているから
人からむしろ遠いところでいいんです
猫が3匹います
庭 と言っても そんじょそこらの、、じゃなく 膨大な庭が欲しい
家の広さは最低 75平方メートル 最低です
狭いところにはいられない
だからそのためには多少不便であっても厭わない


彼女が最後にこう言った
あなた今はどこに住んでるの?
サンニコラです
サンニコラ いいところよねえ なんでまた 引っ越したいの?
借りた時にあった静寂が失われつつあるから、、
あ、ご近所さんとの問題?
まあ、そんなもんです


電話の向こうで大きく頷く気配


なんかこの人にはわかってもらえる気がしています (少し 期待してる)



b0150335_18093653.jpeg


今日は雨










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by cocomerita | 2018-01-12 06:11 | ローマ | Trackback | Comments(22)

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