私がローマで独りで始めたわけ 

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触らぬjunkoにたたりなし

わたくし 今  すご――く 機嫌が悪い 

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まあ なんでかは皆さんたやすく想像できると思うけど

そうじゃなくてもね――

世の中の 自分以外の人間やモノが まるっきり どうでもよくなる ってこと 

             ない?


ただでさえ 12月って まるで私の 鬼門 であるかのように
毎年 生命力 及び ご機嫌 が ぐー―ーーんと下がるのよね

で   今年は その下がり方が 半端じゃない

私ね 
日本に東洋医術の先生がいて
もう20年以上のお付き合いでね
私の今のこの鋼鉄のようにタフな身体は
彼のお陰で ゲットした と思っている
んだけど

だから

今だに日本に帰るたびに 厄除けのように 一度は診てもらうのよね

今回も 帰国の前日に やっと行ったわけよ

  やれやれ  本当の事しか言っちゃいけない って 言ってるだろー  と先生

  言ってますけど

  言ってねーよ

  言ってます

  言ってねーのよ 身体に出てるもん

  あのねーー 言ってんですよ ガンガン
  でもこれでも足りないっていうんなら もっと言うから 刺されたら 先生骨拾いにきてよね
 


  あのね なんでも一度だけにしときゃ刺されないの

私の身体は、私がそうじゃないと思うことをしたり言ったりすると 嫌がって
ぐにゃりと曲がるんだそうだ

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どうもその会話
わたくしの身体 および 深層心理に 相当インプットされたらしく
それから
わたくし無意識のうちに 更に お愛想言葉って奴を言わなくなった

思ってもないこともね
その昔は まあ社交術 と称して ぼちぼちとは 発音出来てたんだけど

それが一切できなくなった

嫌われても ぜんぜーん 構わない
好かれるとか
嫌われるとか
そういうこと自体が もう面倒くさい

要するに  どうでもいいのよ

てな具合で
自分でも自分が こんだけ 小憎らしくていいのーー??

と 思うくらい 小憎らしい

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日常生活の会話にも デコレーションの尾ひれ が全くつかなくなった

御愛想の一個も言ったほうがいいんじゃあないの~~

と 内の声がささやくけど

          
                   無視

お愛想 と考えただけで 胃のあたりが 不愉快に軋むんで

だから
当然 
実家では楽しげにやってたみたいなのに
自宅に戻るなり へろへろ と 具合が悪くなった 誰かさんが

あの――お願い事していいかなあ―
とベッドから 弱弱しく 声をかけてきても

お願いをする隙も与えず
       ダ メ!  と打ち切る

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  知ったことか!

私は39度の熱で 自分でミルクを温めてた んだぞ

人間自分しかやる人がいないと思えば なんでもできるもんなんだ


  甘ったれるんじゃなーーーい!!

男って本とずるい

残念ながらわたくし 男の看護婦になって 女であることの喜びをしみじみ感じる

そういうタイプの女ではありませんのよ

ましてや

今の私はお願いされるムードじゃないんだから

   知ったことか!




             触らぬ junko にたたりなし

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       控えおれい 控えおれい



ああ...このまま このムードで 大みそかに突入かしら...









  
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by cocomerita | 2010-12-31 03:28 | | Trackback | Comments(57)

私のクリスマスホリデーを返せ――!!

皆さん 御無沙汰いたしました

どうも   はしゃぎ過ぎた のか

もしくは 熱がひいたばかりのファビオを追いだした...
           
...ってか 自分で旅だって行ったんだけど

   
       罰があたった のか

実は クリスマスずっと 寝込んでました

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始まりはイブで
結構 嬉しくて
ちらし寿司なんて作った    

       にも 関わらず


          おいしくなかった...

わたくしの この ご飯がおいしくない  ってのは

不気味に  アラ―――ム

次の日 目覚めてみると

身体のあちこちが 痛く
おまけに頭がわれるように 痛く
咳 が復活し
不気味な心地悪さが

            身体の中に充満 してる
当然食欲なんて

      ないわよ

熱を計ってみると

      39度
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お陰で クリスマス の 25日
イタリアは次の日の26日も 聖ステファノデイ と言って祝日なんだけど
当然 その日も

      ベッドから動けず

居ても経ってもいられない ってのはこういうことで

本も読めなければ
眠ることもできない

      まさに ファビオと同じ症状

      くっそー――――

まさか これは奴からのプレゼントじゃあなかろうな――

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唯一 できることは
テレビを うつら すること

買い込んだ食料
 ジャンクなんてするどこじゃねえ――――――

ひたすら 水と ホットミルク で 食いつなぐ

水分入れないと脱水症状になっちゃうからね

やっと昨日 12/27の夜
ベッドから起き出し
鶏のモモ肉をソテー した

おいしくないけど 無理やり食べた

あーーごはんがおいしくない って ホント不幸 だわ
 
ファビオがしょっちゅう電話をしてくる

しゃべりたくなったら電話してね

       しゃべりたくねー―――のよ

誰かがメリークリスマスの電話してきた?

       NO!

君はしなかったの?

       あのねー―

  自分が祝うことだと思ってないものをおめでとうなんてウソ臭くっていえねーーっつーのよ

具合が悪いとさ
そういうこと ほとんどどうでもよくなる

ってこと  わかんないかな――

さて
そういうわけで昨日の晩は少し気分がよかったので

自分から電話をして あげる ことにした

 それじゃあ また明日電話するね

電話するじゃなくて Ci vediamo あした会おうね だよ


え??
明日帰ってくんの?

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            .....   ふーーーーーーん






  .....


NOOOOOO
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  Nooo--
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私のクリスマスホリデーを


 

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返してくれ――――


皆さま方も風邪には十分お気を付け下さい
楽しい人生を台無しにします。

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by cocomerita | 2010-12-28 19:24 | | Trackback | Comments(56)

今夜はご機嫌

ららん   らら

  ふふん   ふふん   ふん


足並み かるっく 

スキップ スキップ  

うき うき うききーーー


なんで こんなに 嬉しいのか 

と言うと


ファビオが実家に帰った―――――

いや――
冷や冷やしたんですよ
本当は 昨日帰ってなきゃ行けなかったのに
一昨日の夜から 具合が悪い とか 言いだし
 があると 言いだし
 を し始め

               ...     寝込んだ

私 青ざめ――

だってさーー
このクリスマスの何日かの 一人暮らし は
私が 一年中待ち焦がれてる 唯一のわたくしのホリデー なんですもん

だからさすがに 昨日はいらついた
なんで 今頃 こんな不幸が...  と思った



普段は神様に 絶対 お願いって しないんだけど
昨日は  
                    した

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            背に腹は代えらんない   て 奴ですわ


あーー神様 仏様 もう誰でもいいから
ファビオの具合を良くして 実家に送り出してくださいませー―

しかし
昨日の夜の時点で 回復 一向に見られず

はっきり言って諦めた
こうなったら 正月休みに送り出してやろう と画策を始める

そんな今朝
あーー汗をたくさんかいちゃったよ

と言いながら起きて来た奴は
突然 

          家に帰ると言いだした


え??

思わず 耳を疑った...


すると
天国からの音楽が鳴り出し
天使が花びらを撒きながら 
寝室の天井 を 舞い

         天から声さえ聞こえてくる
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          信じる者は救われる

ってわけで
出かけて行きました

あーー

              Junko
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てことで
さっき わたくしお一人様用のお籠り用の食料をゲットしてきたところ

牛乳5L
サルシッチャ 2本
ベーコン
スモークサーモン
グリンピース  ...大好きなの 
ポテトチップス
パネットーネ
に ドライフルーツ杏

明日はお野菜に
とりの胸肉を購入し

もうこれで 24-25-26日 完璧に 生き残れまっす

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        めちゃくちゃジャンク するわよ

わたくしも 
みなさんも
メり――クリスマス――

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クリスマス嫌いなんだけど 毎年これだけは欠かせない

それに加えて
今年はこんなこともやってみました
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 この夏 不二ちゃんの木のぼり練習用に道端で拾ってきた 枯れ木 丸々一本 
            飾ってみた

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うちのご近所のイルミネーション
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心なしか今夜はいつもより輝いてるようで

で お買い物に言ったら
こんなもん見つけた
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プレセーぺのケーキ

              いいかもーーーー!!

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by cocomerita | 2010-12-24 02:11 | ローマ | Trackback | Comments(68)

静かな午後に 喰う

今年最後のイベントだった
ファビオが企画した 
「Natale in Jungla* Christmas in Jungle」 
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アフリカ人アーテイスト のエキジビションに

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 Children Teater は 「ピノッキオの友達たち」

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Children make up で 子どもたちは、お姫様や動物に変身し

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Artigianato マーケット


昨日 なんとか  無事終わり

ちょっと 一息ついてる 今日の午後 です



今朝がた
のこのこ 帰ってきた チッチ 

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チッチの寛ぎのために 寝室に隔離した 不二ちゃん も


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皆 ぐっすり 寝入ってる 静かな午後


遠くから 聞こえる爆竹の音
    ...New Yearの予行演習かな?

                 を 聞きながら PCを叩く

今日は チッチの心配しないでもいいし...

         迎えに行かなくてもいいし...



のどかだな――
 

今日 も寒いので
今日 は 長ネギのスープ にしましょ

トマトにセロリ ニンジンに玉ねぎに そして 山盛りの長ネギ
もちろん ニンニク に トウガラシも忘れずに 

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こと こと 煮こむ


セロリって大好きで 良く使うんだけど
いつも 残って捨てるっきゃない 葉っぱ の部分

今日は どうしても 捨てたくなかった

なんとかして喰ってやろう と
ザックザックと刻んで
やおら 炒め始める

お醤油に砂糖に
そして
苦みを取るために ちょっとお酢を垂らし


そしたら そしたら

なんとこれが 


                ぅみゃ――――――いい

試しに作った一皿 ぺろりと平らげ
冷蔵庫から新たにセロリを取りだし
葉っぱをすべて むしり取り

再度炒める

  うみゃーーーーいい

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ごはんが進む

ローマ 
雨交じりの どんよりとした 寒い午後

なんだか 嬉しい

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by cocomerita | 2010-12-21 01:39 | ローマ | Trackback | Comments(58)

あたいのことも書いてと この子が言うので 雪のローマから

動物・ペット
寒い

すごっく    寒い

大体ローマで 零下 なんて ありえないんだよね

ご近所のおばちゃん 達 と
市場の八百屋のファブリツィオ と
乾物屋さんのマリオ と

交す言葉はただ ひとつ

   寒いね―――

ローマ人がみんなロシア人 か
エスキモー人   と 化し こんもりと着ぐるみになって  黙々と 背を丸めて歩く

あんまり 寒い から
今日はレンティッキ豆を煮よう と
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市場でお豆 トマト セロリ 人参

あれば便利な ブロッコリとズッキーニ を 買い込み

家に帰る


  
        .....間もなく

      
    ひらり   ひらり

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外で 大の大人 が はしゃいでる

    雪よ―――雪よ――

ローマには

雪は なかなか 降らない

そのうち止むでしょ  と思ってたら

ずんずん

     ずんずん

  降り始め
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はしゃいでた大人達  おびえ

雪は 更に...

  ずんずん
    
     ずんずん
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   道には 人っ子ひとり いなくなる

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おまけに
雷 まで鳴り始めた 

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 記念写真撮るローマ人

空の交響曲だね

こんな時  チッチはどこにいるのやら

テラスから 呼びかけるも こだまさえ帰ってこない

雪の中の黒い影に

     ォっ   と思うも

                ただの犬
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寝室の窓から外を見てると


                 んん?!!
いつものように
首をかがめて 歩く奴  約一匹

                 チッチだ

急いで窓を開けて 大声で 叫ぶ

                 チッチ―――

チッチ、立ち止まる

                  チッチ――おいでおいでーー

急いで、靴を履いて ダウンも着ずに 外に出る

雪が しんしん と降る中

                  猫の子一匹いやしない

雪の中で 
セーター一枚で 
猫の足跡さがして歩き回る私は

マッチ売りの少女くらい 可哀そうだ

しおれて家に戻った私に

                   不二子がこう言った

     あたいのことも書いて

はいはい

不二ちゃんは 猛烈に いたずら で やんちゃな 娘になりました

家中の テーブルの上 箪笥の上 
とにかく どっかに のっかっているものはすべて落とします

お陰で 壊れたもの 失くなったものが 数知れず
その数 怖くてあえて数えません

ところで
お世話になったあの方に
御歳暮に いかがですか??

仔猫の8カ月物  初物ですぜ
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不二ちゃん 生まれて初めての 初雪だったね


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by cocomerita | 2010-12-18 18:51 | | Trackback | Comments(46)

チッチの話し その2

動物・ペット
  
  チッチは 土が大好き

テラス中の 鉢植え を 掘り返し
私の大事なジャスミンを なぶりもの にして 私を 怒らせた

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だから
私たちが考えたのは リードをつけて 公園にお散歩に行くこと
さんざん 狂喜したあげく 家に連れて帰ると
しばらく ふさぎこんでたっけ


チッチの 始めての夏 が過ぎ

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チッチの1歳の誕生日

二度めの夏 の足音が近づいてきてた ある日

ずいぶん前から さかり に入ったチッチ
家中に マーキングの嵐
それにもまして たまらないのは 啼き声

私たちの主義は 猫を猫らしく育てる こと
だから
去勢はしない

でも あまりのマーキングの匂いに
家で飼うならやっぱり去勢しなければいけないかなあ と
お医者さんに連れていく

キャリーの中のチッチと待合室で
順番を待ちながら


彼の顔を見る.....

彼の顔を見る...

彼の顔を見る...........


.......................

やっぱり やめた!
     君の体にメスは入れられない

獣医さんに やっぱりやめました―― と叫びながら
病院を出る

 ごめんね ごめんね
 変なこと考えちゃったよ


  ...こうして 彼の xx玉は 生き延びた

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             ほっ


しかし   それにしても     うるさい

臭いのは我慢できるけど
彼の啼き声
近所のおばちゃんに文句言われないかと  冷や冷やもんだ
彼はテラスで寝るんだけど
その啼き声たるや ものすごい

それも 朝から晩まで

だから  私は 夜中に何度も 叱りに行く羽目になる

――― 近所の迷惑になるから静かにしな さーーい

不思議と 私が行くとしばらくの間は静かになるのだった


そんなある晩

           妙に静か

  ーーーーー
  きっと今日掃除をしたから お昼寝できなかったから 眠っちゃったんじゃない?
   チッチは掃除機が大嫌い

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  ーーーーー
  起こさないように  静かに 静かに

と 私たちも寝室に

眠りについてしばらくして...
ふと目が覚める

テラスは 依然 静まりかえってる

トイレに行く

何気なく 意味もなく
トイレの窓を開けて 下を見下ろす

玄関の前の街灯が
静まりかえった 真夜中の闇 を 静かに照らしている

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誰もいないその空間を
じーーと見つめる

  ーーーーー  と

その瞬間
玄関の生け垣の中から 飛び出す 黒い塊

  んん??

目を凝らしてみる

  ん??

    チッチ だ―――――

な な なんで あそこにいるわけーー

え?? テラスで 寝てたんじゃあ なかったけーーー?!!

私はまだ自分の目が信じられない
すると 同じ生垣から 猫が 一匹

   そして もう一匹

 何べん見ても     やっぱ チッチだ――

急いで ファビオを起こしに行く

ファビオ チッチが下にいるんだけど

え??

そりゃあ 誰だって信じられないわ
なんでって
チッチは  高所恐怖症
猫のくせに 高所恐怖症

どうやら 捨てられた時に
高いところから投げ捨てられたらしい
それ以来 高所恐怖症

うちは二階だけど テラスは 結構高い 5Mくらいはある

とにかく
パジャマにガウンをひっかけて外に出る

チッチと猫二匹

そこは なんだか猫だけの 不思議な世界


  チッチ――            と 私

  マーー     と チッチ

抱き上げようと チッチのほうに手を伸ばす
チッチ 私のほうに歩きはじめる

その時
二匹のうちの一匹が 啼く

ミーーー!!!

私には     あたいとお母さんとどっちを取るの!!

        と聞こえた....

その鳴き声を聞くなり チッチ 立ちどまる

その時ね
母の気持ちが緩んだのだった
家に連れて帰って
一体 彼に どんな素敵で自由な生活 を 与えることができるのか

そのひるみを突くように
チッチ  彼女とともに   (...私的には彼女) 走り去る

あっけにとられる私達
でもね 
すぐに帰ってくるだろうと 思ってたんだ

ところが
1週間経っても 帰ってこない
10日経っても 帰ってこない

ご近所をさがしまわるも

     いない

  帰ってこないね...
  もう帰ってこないのかな

  ああなんで 猫のために 泣いてるんだろう 僕たち ハハハ 涙笑

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名前の由来のシルベスターキャットと 彼の最初の名前はシルビー 
悪名高いベルルスコーニと一緒だから すぐさま 変えた


そんなある日
チッチ よれよれで ドロドロ へとへと になって

   帰ってきた 


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by cocomerita | 2010-12-16 19:14 | | Trackback | Comments(40)

チッチの話し その1

動物・ペット
チッチは 捨て子 でした

私のフィレンツェの友人 ダニエレの飼っているダルメシアン犬 の ユキ が 
口にくわえてきたそうです

その時 チッチは ものすごく ちいちゃくて くしゃくしゃ で

そして 車にひかれたらしく お腹が破裂していたそうです

ダニエレは 死んでると思って 触るのがいやで
ガールフレンドのイバ―ナに ダルメシアンの口から 取ってもらったそうです
          ...男ってねえ..ほんとに

彼等に介抱してもらって
傷は治り 彼らとの生活が始まったものの
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彼らのところには ダルメシアンが三匹もいるので 
到底 共生はできないだろうと
私のところに電話がかかってきました

  君なら安心して任せられるから

そこで 私はわざわざ フィレンツェの彼等の家まで チッチに会いに行ったのでした

大きな丸い頭に まん丸お目目 小さな体に不釣り合いな 
     大きな

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そこで 私が目にし感じたのは 幸せなチッチの生活 と イバーナとのいい関係

  この子はイバーナの子だよ
   私には とても ここから引き離すことはできないから
   もう一度 犬たちと暮らせないか試してみてよ

そう言って ローマに帰ってきたのでした

それから2週間

ダニエレから再び電話

   やっぱりだめだ

私 再びフィレンツェに赴く
今度は 連れて帰ろうと云う決意 とともに

なんでってね

チッチを家に迎えようと言う話が持ち上がった その日から
わが家には もうすでに 目には見えないものの この我が家に来る 彼の居場所が
ところどころに できあがっていたのでした

 彼が足りない

フィレンツェの駅まで迎えに来た ダニエレもィバーナも 淋しそう

お家に行くと チッチが使っていた 食器 おもちゃ キャリーがみんなまとめてあり

 いつまでもいると 余計 辛くなるから
  すぐにお暇するね

キャリーに入れられた 小さなチッチは
泣きそうなダニエレとイバ―ナに見送られて
ローマ行きの電車に乗ったのでした

チッチはお冠
キャリーの奥にへばりついて
彼特有の大きな 丸い目で じっと睨みつける

ローマの駅では
ファビオが待っていました

当然ファビオのこともキャリーの中から睨みつける

 ハハハ、ずっとこの調子なの

家に帰ってキャリーを開けると
一目散に飛びだし リビングルームに走りだし

大きな悲しそうな声で 月に向かって 一声 

 ワ――――――オン


そしてベッドの下に入り込み 一晩中 そこに 籠城

その啼き声が あまりに可哀そうで ベッドの下のチッチに声をかける

 チッチ、そんなにフィレンツェに帰りたいのなら 連れて帰ってあげるから
  心配しないでいいからね

チッチが のそのそ
ベッドの下からはいずり出て
餌を食べ始めたのは その次の朝からでした


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by cocomerita | 2010-12-15 19:21 | | Trackback | Comments(48)

チッチ 今夜も帰る

今日は寒い

夕方近所の八百屋さんにお買い物に行く
今日は 茄子とピーマンの味噌炒め だ

八百屋さんから家に向かって歩いていると

道を横切る 黒白の猫影

    !   チッチだ

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  チッチ―――
と 叫びながら駆け寄る

  お腹すいたでしょ お家に帰ろう

チッチ 立ちどまるも 知らん顔で 家の前を通り過ぎ

又 例の あの猫横丁に入っていく

  むむー   いやな予感

  又 さんぽおおーーーー??!!
  今日 寒いんだけどおおーーーー

チッチは まるで私の事を知らない人かのように すたすた歩く
チッチの朝ご飯場所に行くと 食べ残しのドライフードが塀の上に転がってる

それを食べる チッチ

  あのさー――そんなの食べないで家においでよ――
  ツナがあるよ おいしいツナがー

チッチの頭をなでながら 語りかけるも

      無視  

そして やおら 私の手を払いのけて  道の反対側に 走り去る

さがしに行くけど、見つからない

それまでに溜まり始めてた 淋しい気持ちが 一挙に溢れだし

  そんなに家に帰りたくないのかなあーー
  もう野良猫に戻りたいのかなあ
 
と 不二子を家に連れてきたことを少し後悔しながら
家への道を とぼとぼ 歩く

50Mも歩いただろうか

    
  いや―こんなもんで諦めてたまるかい―――

踵を返し
今来た道を ずんずん 引き返す


さっきの場所のちょっと手前まで来ると

  チッチ ひょっこり 顔を出す

  はははーー待ってたんだね

それからは 二人並んで 家までの道

今度はすんなり  す――――んなり

家の門も     すんなーーり くぐり
玄関ホールにも すんなーり 入り

階段 とことこ 登り

私は家の鍵を回す
   
        がちゃがちゃ

それを聞きつけて 不二子がドアの隙間から顔を出す

  チッチ  固まる

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動かない     揃えた前足が....悲しい

  チッチ 早く家に入りなよ

私の目をじっと見る

   じーーーーーーーー

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階段の踊り場で見つめあう私達
私はここで 目力 効かして 愛を伝えたんだ 

チッチ 身をひるがえして 階段を下りてゆく


    ぐわーーーーー
まだまだ 目力 足りな―――い!!

急いで階段を下りて
玄関ホールのドアの前で私に背を向けるチッチを見つける

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       くそーーー

この間のように玄関前だったら 抱き上げて 多少暴れられても連れて行けるが

こっから家までは

       道のり 長いのよね...
 
しかし あーだの こ―だの言ってる暇は わたしには  
 
       ない!
          
チッチを 後ろから抱きあげ
階段を昇り始める

おかしいのは こいつ

フーフー  シャ―ー― と 盛んに反抗しながらも
その大きな体は 

    私の腕の中にぴったり収まったまんま


振り .... なのね..
   おいおい プライド 高すぎな――い?!!



ごはんを食べて 久々にベッドで寛ぐチッチ
しかし

不二子が  うるさ――――い
ホントしつこいよ あんた

ってことで
私は不二子を連れて 客間に籠城 した

ってことで
久々に チッチが一晩 わが家で過ごした  

          んでした
前途必ずしも明るくないものの とりあえず 

めでたし めでたし


b0150335_2044180.jpg

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by cocomerita | 2010-12-14 19:59 | | Trackback | Comments(43)

もし...



もし 

彼が

こうして  世界に語りかける ことが可能であったなら




世界はどのようになっていただろうか?


心を打たれる言葉
正直でいればいいのだと勇気づけられる出来事
いるだけで 私も頑張れると思ってしまう そんな素晴らしい人達
そんなモノが 不在の 今日この頃

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by cocomerita | 2010-12-12 22:47 | | Trackback | Comments(24)

チッチ 帰る(やっと)

チッチがね もう一週間も帰ってこない
最後に見たのは 私が日本から帰って 数日たった時

その晩は珍しく 私の横で 朝まで眠って
喜んで 出かけて行ったのに

いよいよ心配になって
おとといも、先おとといも
チッチをさがしに行くけど

                   いない

こう帰ってこないと  不安ばかり   募る

募る不安を振り切って
暗くなりかけた 街に出る

チッチが普段たむろしているところを
彼の名前を呼びながら  ぐるぐる 歩く

あーあー今日も空振りかぁ

と思った途端 

ふと後ろを振り向くと

        いたぁーーー!!

b0150335_2012756.jpg

しかし
それからが大変

嫌がらせのように 家に向かおうとしない

チッチと二人
家のまわりを ぐるぐる   ぐるぐる

ああ、ここで左に――――  曲がってくれ――――
と 懇願 するも

彼は くるり と右に曲がる

b0150335_20124852.jpg

                   ぐーーーーー

堪忍袋の緒が切れて
抱き上げて連れて帰ろうとする  も

チッチ 人前で        大暴れ

不二子ならまだ御せるものの
こんなでっかい図体のチッチに暴れられると ひとたまりもない

こうなったら応援を呼ぶっきゃない

と  携帯でファビオを呼び出す

しかし
人数が増えただけで
果てしない散歩  は  終わらない

b0150335_20221466.jpg

は~~~
やっとのことで 彼の足が 家に向かう

すた すた

おお、その調子、その調子

b0150335_20271593.jpg


すた すた

門を入り...

               おーーーー

しかし  

そこで 又もや ストップ

塀の上に寝そべって 頑として動かない

b0150335_20193962.jpg

チッチ~~~ おうちにかえろうよ~~

なだめても すかしても 嫌がらせのように動かない

  そうそう これは 彼風の嫌がらせなのである

ファビオ 業を煮やして
家に帰りたくないんなら 勝手にすればいいよ

と家に帰ってしまう

            チッチ~~~  

でも そこが母の母たるゆえん
そんな簡単にわが子を見捨てない

塀に上って チッチをなでる

なでる  なでる  なでまくる
チッチ ご機嫌 ご満悦

帰ってきた近所の人が 塀のところの黒い人影に

ぎょっとする

 すみまーーん 、うちの猫が家に入らないもんで
 ごめんなさ~~い、おどかしちゃってーー

 チッチ、いい加減にしろ
 ご近所迷惑だぞ

チッチやっとのことで重い腰を上げる

一歩、一歩 玄関へ

私 逸る心を抑え 辛抱強く待つ

あー あと3メートル    2メートル

そんな私の気も知らず 
玄関先の植え込みに入って   ぷるぷる
いつものマーキング

b0150335_20132948.jpg

玄関のドアを開けて待つ

ふ~~~

               入った――

と思ったのもつかの間

階段を の~~そり  の~~~そり

b0150335_20141619.jpg


階段に寝そべって またもや動かない

b0150335_20145712.jpg


              くっそーーーー

母さん いよいよ堪忍袋の緒が切れる

無理強いはしたくなかったが...
チッチを抱き上げ

チッチの反撃 抵抗  お構いなしに

       家の中に放り込む

ここまでにかかった時間  約1時間半 

猫に 完璧に弄ばれてる と私がふと思った瞬間である

b0150335_20153921.jpg
    好きだっつーんなら その証拠見せてみやがれィ


 
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by cocomerita | 2010-12-10 20:29 | | Trackback | Comments(39)

ローマからいろいろ
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